Visual Studio Code(以下VSCode)には色々な利点がありますが、その中でも筆者が今後もエディタとしてVSCodeを使う上での利点として3点挙げさせていただきます。
1. Live Share
VSCodeの拡張機能として「Live Share」があります。
上記リンクから、機能のイメージがつかめるかと思うのですが、MicrosoftアカウントかGithubアカウントがあれば簡単にリモートでペアプロができるといったものです。
先日リモートワークでのコーディング作業でこれを他の人と利用したのですが、とてもスムーズに作業を行うことができました。
今まではペアプロを行う環境を作ることや、一つの画面で作業を行うことが多かったのですが、かなりペアプロやモブプロへの敷居が下がったのでないかと感じます。
- ペアプロ(ペアプログラミング): 2人のプログラマが共同でアプリケーション開発を行う手法
- モブプロ(モブプログラミング): ペアプログラミングのペアがモブになったもので、モブとは群衆という意味で、たくさんの人数のこと
2. coder.com
私は正直こちらをまだ利用してはいないのですが、ブラウザでVSCodeを利用できるという凄く便利なWebサービスとのこと。
これはとても衝撃的で、ブラウザさえあれば今後はコーディングも出来てしまうことになります。
故に、WindowsだとかMacだとかLinuxだとか場所だとか、色々な制約がふようになり、コーディングを行うものとしては、今後はこういった形でのプログラミングが求められるんだと感じます。
また、端末上にソースコードを持たなくても良いので、コード管理上のメリットもあります。
3. code-server
https://github.com/codercom/code-server
こちらはcoder.comをオンプレミスで自前のサーバーに建てることができるというものです。
まだ一部機能限定版の様ですが、自前サーバーにVSCode as a Serviceが建てられるともなると開発会社としての導入も促進され、利用する幅は今まで以上に広がり、VSCodeの立ち位置が単なるエディタとしてでなくIDEとしての決定版になるのではと感じます。
しかもDockerって。。。 至れ尽くせり!
まだまだCloud9や他のサービスやオープンソースの追随などが気になるところはありますが、筆者としてVSCodeの今後の期待値は高く3点ほど、その根拠となる部分をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
coder.comを利用してみたりcode-serverをサーバーに入れてみたりした際はまたご紹介できればと思っています。